公民館サルサ≒教会サルサ

公民館サルサなるものが日本にあるそうですね。

こちらでも似たようなものがあります。

いつもレッスン・ソーシャルにいくのは、ラテンバーやクラブ、

ダンススタジオ、xxxアカデミーのよう多目的ホールがあるところですが

初めて、別のジャンルの会場に行ってみました。

場所は・・・・教会（に併設されてる関係施設）。

この週末は、セントラルで、金曜から日曜まで

国際的なダンスイベントが開かれていて

それ以外のレギュラーイベントが全部なくなっちゃってたんですよね。

国際イベントにいっても良いんだけれど、高名なインストラクターに

習ってみたいという欲求もなく、金額分の価値が見いだせず行くのはやめました。

それで他に何かないかと探していたら、家から５分くらいの場所にありました・笑

電話して聞いてみたら、150人くらいは集まるみたいで

覗いてみてもいいかなぁ、と思って行ってみたんです。

帰りは遅くなるから家から近いのはメリットありますね。

バチャータ、キゾンバ、サルサのレッスンがあって

時間は少し短いけど、盛りだくさんな内容で悪くない。

何より、Venue CでImtermidiate class だったころに教えてもらっていた

インストラクターが、この教会のレッスンをもっており、とってもびっくり。

こんなマイナーな場所でひっそり教えていたなんて。

二人で「おぉ！」ってなりました・笑

レッスンは多少短いものの結構良かった。ビデオとる時間がないのは残念だったけど。

バチャータのレッスンは、普段ならimtermidiate と呼ばれるレベルが

一番上のクラスになってたので、ここにくる人たちは

バチャータには熱をいれてない感じ。

ソーシャルの部屋構成。

ソーシャルは、２つの部屋に分かれていて、一つはラテンルーム（サルサ・バチャータ・メレンゲ）。

もう一つはキゾンバ専用ルーム。

年齢層。

セントラルから外れているマイナー地域、しかも教会だから

セントラルのラテンバーやクラブで開かれるレッスンほどは

20代は多くないんだけど、それでも30代は結構いましたね。

平均年齢にするとセントラルの会場より5-10歳くらい高い感じがする。

ソーシャルの音楽のジャンル。

ここが一番不満がありました。サルサが多いんです。

６曲位サルサが続いて、やっとバチャータが2曲という感じ。

流れる曲もPrince Royce みたいになザ・定番が多すぎて

ちょっとなーという感じでした（ちなみにPrince Royce は大好きです）。

最近バチャータ中心のイベントばかりに行っていたので忘れてましたが

世の中は依然としてサルサの人気が根強いんですよね。

バチャータは、サルサに比べたらまだまだマイナーという事を再認識。

参加者のレベル。

サルサのレベルは結構なもので、お年を召した方々も含め楽しく踊れました。

バチャータは・・・私が一番うまかった・笑　（Venue Cのインストラクター除く）。

バチャータをもっともっと踊りたかったに残念。

ただ、たまに Improver 位の人たちとも踊るのはいいですね。

どういうリードだとついてこれないかわかる。

ダンスはもちろん自分が楽しい事も重要だけど、パートナーも楽しませたい。

究極は、冷やかしにきただけのBegginerの人に

「バチャータって、こんなに楽しいんだ！」って思ってもらえるリードが

できるようになりたいものです。そして、ラテンダンス中毒の人を増やさねば・笑

もう一つ・・・

全体的にやはりセントラルよりレベルは落ちる会場でしたが一人だけすごい人がいました。

キラッキラした長身のスラッとした金髪美人がいて

この人のサルサが目がくらむほど上手かった。

全ての超絶アドバンス技をフォローして受け切るだけでなく

佇まいも、一歩一歩のステップも、重心移動も全てが美しい。

一瞬一瞬の挙動が、Theサルサ！という腰使いと腕の使い方で、

レディスタイリングにこんなに見惚れたのは人生で初めてでした。

もちろん誘って踊りました。。すごい人と踊ってしまった。

ずっとアイコンタクトしてくれる。笑顔も眩しい・笑　

天は二物を与えないっていいましたよね。ごめん、あれ全然、嘘ですわ。

ずーっと、男性達がその人を誘い続けてて、休憩無しで踊り続けてました。

さすがに１時近くになると、男性陣が一巡して

彼女が休んでいるところを見つけたので、おしゃべりしました。

「すごいね。この会場で一番輝いてたよ！」って伝えたら嬉しそう。

そして理由がわかりました。彼女、近くのダンス教室の先生だったんです。

危うく、そのダンス教室に申込みそうになりました・笑

この教会会場にいつまた参加するかはわからないけど、

総評としては、そんなに悪くなかったです。

お金払ってでも見ていたレベルのサルサが見れて良かったですね。

ダンスの先生かー。楽しそうだなぁ。ダンス・・・毎日踊ってたら楽しいだろうなぁって思う。

（賃金の事や、年とったあとの事とか、体が不調になった時ナドナド、現実的な事をこういう時は考えてはいけません。）

自分は人生のどこまで大好きなものを純粋に追いかけて、何を我慢してきたんだろう。

好き勝手に生きてきたから親の心配もよそに海外に住んでいる、とも言える。

でも、必ずしも、自分の心の「好き」に正直に向かい合ってきた人生でもなかったな、とも思う。

残りの人生は、そんなに長くないわけだけど、短くもない。

ここから先、何を成して、何を追いかけようかな。

一つわかっているのは、ダンスはきっと長く続けるんだろうなぁ、ってこと。

今みたいな情熱をずっと保てるとは思ってないけど、

そしてそれがバチャータなのか、まだ見ぬダンスの種類なのかもわからないけど

人と人が出会って、同じテンションとコネクションで心通わせて、

クライマックスがあって、そして去っていき、流れ、また別の人と

出会いうというスタイルが、刹那的で好きなんです。

色んな人が、色んな考えの中で違う人生を選択して生きている中で

誰かの好きなものと、自分の好きなものが交差するのは素晴らしいね。

交差して、そして、いつかはさよならなんだけど。

Morry ... バチャータクラスで輝いていたチャーミングな子。髪は肩くらいで黒髪。

初めてやるヘッドロールが、きれいにフォーローできて喜んでました。

Sera ... おとなしめな印象だけど、なんとなく覚えている金髪の子。スカートできてたのはこのこだけだった気がする。