バチャータ日記

- My Body Doesn't Roll !! -

夢の終わり

文字通り、夢の中にいるような日々。とても楽しかった日々。

この1年以上、取り憑かれたように
ずっとバチャータの事だけを考えて生きてきた。
そして、ずっとこんな日が続けばいいなと思ってた。

 

けれど、夢の終わりはあまりにも突然にやってきて
ある日、全てのイベントがキャンセルになってしまった。
コロナのせいで、全部終わってしまった。
こんな日がいつか来ることは分かっていたけれど
心の準備ができるより先に、あまりにも唐突にその日はやって来た。

 

個人的に練習させてくれるペアを見つけるだとか
まだ細々とやっている会場を見つけるだとか、
ダンスを続ける方法が無いわけではないけれど
自分の心に折り合いをつけることで精一杯。

突然、恋人と遠く離れ離れになって、次にいつ会えるのかも
分からないような状況に追い込まれた気分。
何の心の準備もまだできていなかったのに。


そして、これまでバチャータをやめる事など全く考えられなかったのに
不思議とこれで一区切りにしようという考えが浮かんでくる。

無意識にこの状況を自分なりに納得させようとしているのかもしれない。
これまで、ずっとこの夢が続くものだと思っていたけれど
夢はいつか覚めるからこその夢なんだろう。

 

元々は現実逃避のような所から、偶然のように出会ってなんとなく始まったラテンダンス。
その中で、バチャータに出会い、バチャータの事がどんどん好きになり、バチャータに溺れた日々。

夢のような時間の中で、全ての現実を忘れ、楽しい事しかなく心地よかったけれど
本来現実世界でやらなければいけない事もたくさんあることに気がついた。


突然だけど、ここが私の夢の終わりで、そして行き止まり。
本当はあと2年くらい夢の中にいたかったけれど。。

 

 

楽しかった事だけでなく、チャレンジングだったこともあるけれど

バチャータと共に、過ごした沢山の日々を昨日の事のように思い出す。


バチャータの横ステップを、よちよち歩きで始めたあの日。
Prince Royce なるものを知って、全曲Youtubeで聞いた日。
こんなにペアとの距離が近いものなのと、びっくりした日。

ソーシャルの時間にすごくいい曲がかかって、インストラクターに曲名を聴くという行為を初めてした日。

フロアも、インストラクタも好きなお気に入りのイベントを見つけた日。
初めていく会場でドキドキした日。
インストラクターに、その動きは教えてるものと違う、独自の動きつくるなって注意された日。
ボディロールを初めてやった日。
クラスを上がることになり、不安と期待があった日。
ステップを止めるムーブがある事を知った日。
ラップした状態からのくぐる系のムーブをみて、かっこいいなーと思った日。
基本的にテンションが弱すぎと女性インストラクターからいわれても、フレームやテンションのなんたるかが、まだイマイチわからなかった日。
お気にいりだった会場が、いつのまにかレベルが合わなくなってきて、その会場にもう行かないようにするか悩んだ日。
ゆうさんとブログで初めてやりとりした日。
初めて行った会場がうまい人ばかりに見えて、ちょっと怖かった日。
東京でバチャータを踊った日。
一見の会場で、自分では適正だと思って挑戦したクラスより、一つ下のクラスに落とされた日。
ちゃんと会話もするダンス友達ができた日。
バチャータの事を、なんだか好きかもと思った日。
ソーシャルで踊って、うまく技がかからずGood Try って言われた日。
まだ片付かないのにダンスに行くために仕事を強制終了して、罪悪感を感じた日。
男性パートナーを後ろに倒す系のムーブを見て、かっこいいなーと思った日。
出張から帰って空港からそのままレッスンに直行した日。
初めてセンシュアルムーブの原理とテクニックをしっかり教えてくれるインストラクターに出会った日。
雨の中レッスンに向かったら、目当てのインストラクターが休みだった日。
出張先で、普通なら出会わなかった人とダンスを通じて友達になった日。
自分のダンスを初めて見て、かっこわるって思った日。
道を歩いている歩行者が、羨ましそうにレッスンの覗いていた日
バチャータ神に初めて出会った日。
Alexis と出会った日。
センシュアルベーシックって難しいなぁって思った日。
野外ダンスパーティーを企画して100人以上集まって、自然発生的にバチャータ、サルサ、キゾンバエリアが出来て笑った日。
初めてギャラリーに拍手してもらった日。
初めて3時近くまで踊った日。
初めてMan Overboard を聴いた日。
皆が楽しみに大規模イベントに初めて参加して、これが噂の例の会場なんだ、と感慨に耽った日友達主催の野外バチャータイベントに行った日。
街中の野外バチャータイベントに行って、帰り際のビジネスマン達に好奇の目で見られた日
いつもクラスを一つ下に下げようとしてくる好きじゃなかったインストラクターに、一曲分ダンスを全部見てもらって、彼のクラスに入れてもらえる事になって仲良くなった日。
初めてCONTIGO ME SIENTO を聴いた日
Emily に出会った日。
バチャータのレッスンに行く前に、意気込んで仕事終わりにビルから出ると、雨上がりで外の世界がキラキラしていた日
目当てのインストラクターが、バチャータフェスに行っていてレッスンを無断で休んだ日。
クローズクラスを取り始めた日。
Perdoname を初めて聴いた日。

Venue Q で、この曲が終わったら次に踊ろうと心に決めて声かけようとしていたら、ダンス中に男性側がその子にチューし始めて、なんだかテンションが下がって帰った日。
センシュアルベーシックを次の技がでない時のつなぎでは無く、適切なタイミングで使えるようになったと実感した日。
初めてEnchochado De Ti を聴いた日。
Venue K に初めていって、この会場すごい好きだなぁ、と思った日。
苦手だった技が、キレイにリードできた日。

Venue E で、ダンス後、陶酔した感じの目で見つめられた日。

お気に入りのインストラクターに顔を覚えてもらってPapi 久しぶりじゃん、って言ってもらう仲になった日。
タキシードで踊った日。
技の終わりの姿勢が、次の動作へのプリパレーションとなるような無理の無いつなぎを自然と選べるようになったと感じた日。
パフォーマンスチームなるものに参加した日。
とってもフォローがうまいゲイ男性をリードした日。
写真をものすごい数とられた日。
フォロワー側としてレッスンを受けた出た日。
全てのイベントが突然キャンセルになった日。
唯一残った会場でバチャータを踊りに行って、インストラクターの女性と踊りきった時にギャラリーに歓声と拍手をもらった日。。

 

 

バチャータは趣味というよりも人生そのものだった。
温かくて楽しくて永遠に続くように思えた夢はこれで終わり。

コロナが落ち着いて、バチャータが踊れる世界が戻ってきたら

また趣味として踊る事もあると思う。
でも、それは趣味であって、今のようにバチャータが人生そのものではない。
その頃の私は、今までのような熱量はもってはいない別人になっていると思う。

これからは、本当はやらないといけないと思いつつも
バチャータが楽しすぎてやれてこなかった事に向き合っていこうと思う。

 

 

 


楽しかったバチャータ。人生を彩ってくれたバチャータ。
忘れたい現実を、長い間、夢のような時間で本当に忘れさせてくれたバチャータ。
バチャータの事、本気で愛してた。
バチャータに出会えてよかった。

 

素敵な時間をありがとう。

Venue B

 

最近立ち上がった新規イベントに行きました。

ここの会場はまたまだ沢山人がいました。

 

クラスはあまりぐっとくる内容はなかったのですが、ソーシャルが以下の理由で素晴らしかった。 

 

始まる時間が早い

人数が多い

うまい子が多い

音楽の選曲がいい

 

特に音楽は完璧にわたしの趣向と合致する素晴らしいDJでした。

 

もうこの曲で踊れる会場はないだろうと思ってた曲も何曲かかかりました。

DJ Soltrix - More than friend とか、Emma Heesters - The truth untold とか。

 

久しぶりに満足でした。よかったですね。

 

Venue L - 終わりの足音

 

随分人が少なかったです。

わたしがいるグループは、4カップルくらいしかおらず、ソーシャルになっても大して増えず。

 

最近同じ曜日にもう一つバチャータイベントが立ち上がっているので、そちらに人が流れたのもありますが、コロナの影響が大きそうです。まさか、仕事やプライベートの事情などではなく、病気のせいでバチャータの日々に陰りが見えるとは。残念です。ダンス友達の何人かもしばらく自粛してます。もちろん気にしてないダンス友達もたくさんいますけどね。

 

最近またバチャータとの親睦が深まってきたのに、また離れ離れになってしまいそうなのが切ないな。

 

 

 

 

レッスンは一個だけ、改造したら使っても良さそうなムーブを習えました。こんどやってみよ

Venue Z

新設イベント、二回目の参加。

 

レッスンは完全ドミニカン。しかも今回は完全にフットワークのみでした。ドミニカンの超早いステップを、通しで1時間以上やりました。流石に普段使わない筋肉やら筋やら使った気がしますw せめてドミニカンでもペアワークにしてくれていたらもっと楽なのに。

 

ソーシャルもそこそこたのしみました。

Venue T

行きました。

この曜日にレッスンから行ってみるのは初めてでした。

相変わらず新顔ということで、Improver的クラスに、レベルテストもなしに落とされました。屈辱。だから、普段行かないイベントって嫌いなんだよね。

 

レッスンは簡単すぎて言及することなし。ソーシャルは噂通り楽しかったですね。でもやっぱりこの曜日はいつもの会場にいくのが良さそうですね。

Closed class

簡単なんだけれども、私がこれまで

レッスンでちゃんとは習ったことないムーブが

入った内容でした。

 

1年以上前に、普段行かないVenueで、これがしっかりできなくて下のクラスに落とされた苦い思い出w

今となってはちゃんとやるのは初めてでしたが簡単にできました。

 

しかし、クローズクラスの場所が微妙すぎて、その後にソーシャルいく気にならないんですよね。どこも遠い。そのまま帰りました。不完全燃焼。

Closed Class -> Venue t

今回のクローズクラスは、いつもイマイチなコメントしているクラスよりも一つ上のレベルのクラスでした。めちゃ良かった。

やっぱりレッスンはある程度チャレンジングじゃないと、やりがいがないですね。今回はセンシュアル主体で、基礎がみっちりできてないとワークしないムーブだったので、レッスン内容としては大満足でした。

 

そしてクローズクラスの後に、誘われて Venue t に行きました。

このVenue久しぶりだ。エントランスで、腕にハンコみたいの押すの本当にやめてほしいw

 

上手いこが結構いましたねー。練習したい上級のムーブが沢山あるんだけど、上手い子と踊ってると、モノになっていない練習中ムーブをかけて失敗して曲とのコネクションが無くなるのが嫌で、安パイなムーブしか使わない癖があります。一方で、あまりうまくない子とだったら練習できるか、というとそうでもなくて、練習したいのは上級ムーブなので、基礎がしっかりできてないとフォローできなくて練習にならないんですよね。一体どうすれば。。

 

そうして、ろくに練習はできぬまま、普通に楽しんでソーシャルは暮れていきましたとさ。めでたしめでたし。