ダンスは経済的な趣味なんだろうか
以前、ラテンダンスのコスト効率が良い、という記事を上げました。
たしかに、私のいる国では1200円程度(現地価値)で
たとえば、20:00 - 22:00 までレッスン、そのあと 2:00 までパーティ
途中でプロによるパフォーマンス等があり、
居酒屋で1杯位のんで、おつまみたべて、一緒にいった人と
たいして内容のない会話をして、アルコールで健康を害するような事と
比較すると圧倒的にコスト効率がいいし、楽しさも10000倍くらいです。
さらに、音楽自体への楽しみかたが深まったり、イメージトレーニングで
楽しめるようになったり、いいことはたくさんあります。
けれど、本当に経済的なのか最近疑問。ダンスははまると病気みたいなもので
しばらく踊ってないと、禁断症状みたいなものまででてきます。
楽しく踊れるまでの道は、茨の道、、というほどでもないですが、それなりの時間投資が必要。
そして中上級になってからさらに突き詰めていくには、想像を絶する時間がかかります。
一体すでにダンスの練習やソーシャルに何時間吸い込まれたんだろう。
加えて、以前だったら例えば電車の中で、時事ニュースを1.5倍速で聞いていたり
英語や実務の本で知識を高めたり、あるいは、将来の計画について思いを巡らせたり、、、
このような時間が全部、ダンスの脳内練習や、ビデオの確認、音楽鑑賞等に消えてしまう。これは、すごく楽しい作業である一方、すごく由々しき事態な気もします。
投資金額に比較するとダンスは限りなくリターンの大きい趣味になることは疑いの余地もないです。
一方で、今まで他の事で時間をつかっていた領域まで、勝手に自己侵食してくるほどの楽しさを持っているのが危ういところです。
結論。そんな危険なダンスという遊び、皆さんも始めませんか?(違)